サスペンスとミステリーの違いとは

この間友人らと常の如く語らい合っていたら、好きな映画のジャンルは何かという話題に。
俺は冤罪の囚人が圧政に耐えながら刑務所内にささやかな希望を振り撒く映画から、変態がボコボコに殴りつけた黒人男性をお尻でヒィヒィ言わせているところに日本刀持ったおっさんが割り込んでくる映画まで幅広く愛してやまないのですが、どうでしょう。どれか一つというのであれば………サスペンスやミステリー、でございます。と答えたところ、一人が興味深いことを仰いました。
「サスペンスとミステリーの違いって知ってる?最初から犯人がわかっている物語がサスペンスで、最後に犯人がわかる物語がミステリーだよ」
成る程。と思ってwikiで調べたところ…

スリラー、ホラー、アクションものといった物語の中で重要な位置を占める。孤立した山荘や孤島に閉じ込められた人々が犯人がわからないまま次々殺害されていくような事態、犯人はわかっているがなかなか捕えられず、早く捕らえないと被害が及ぶような事態、捕らえられた登場人物がどこかから脱出を試みるもの(例:映画「パニック・ルーム」)、何か恐ろしい物から逃げ続けるもの(例:スピルバーグ「激突」)などがサスペンスの例である。単純に、観客の心を宙吊りにするという意味で、ズボンのサスペンダーを語源だとする説明もある。
ミステリーや推理小説と混同されがちだが、これらは推理を楽しむ物語のことである。すべてのサスペンスに必ずしも推理が伴うとは限らないし、全てのミステリーがサスペンスを利用しているわけでもないので(例:東野圭吾「秘密」)、混同しないように注意が必要である。特に「日常の謎」系の作品ではサスペンスを強調しない場合が多い。

違うじゃねぇか。
いや、でも勉強になりましたね。つまり映画で言うと殆どサスペンスですね。俺の好きなセブンやらユージュアル・サスペクツやら。映画って小説と違って映像と音が入るからどうしてもミステリの範疇に留まらない。
つまり俺に置き換えると、移動中に腹が痛くなってトイレを探してる俺はサスペンス。自転車の空気抜かれて憤慨してブログに駄文をアップするのがミステリってこった。