Nd(単位)

Nd(ナディア)は2003年、俺により考案されたオタクポテンシャルの計測に用いられる指数のこと。

  • 概要

NHK総合で1990年4月13日から1991年4月12日にかけて、金曜日19:30〜20:00に放送されたテレビアニメ「ふしぎの海のナディア」を幼少期にいかに通過していたか、調査することで被験者の現在の(潜在的)オタクポテンシャルが大まかに測定できる、というもの。放送時期と世代を考慮し、主に1977〜1984年生まれを計測対象とする。

  • 定義

俺によると、「あぁ、そんなのあったね」程度のリアクションをNd0=中性とし、値が+(陽性)に傾くほど「好き」、「神アニメ!」と被験者のテンションと知識も上昇すると定義される指数である。このNdの値から被験者の現在の(潜在的)オタク度は容易に換算でき、Nd値が高いほど現在のオタク度も比例して上昇した数値が観測されたという。
この結果を俺は、判断力の乏しい幼年期における被験者の、本能的ともいうべきオタクコンテンツの取捨選択は、後々の人格形成の大きな手助け(もしくは弊害)となる為と説明している。
通常の物質において、Ndは陽性で0〜14の値をとる。しかしコミケやオフ会ではNdの値が14を超える物質が存在したという報告もある。尚「知らない」という−(陰性)要素には単位は設定されていない。
俺が俺に対し独自に行った調査によると俺のNdは5であるとされ、このNd=5*1という値を絶対Nd値とする絶対ナディア単位も存在するが、俺が今一ピンとこない為この単位は主流とは言い難い。これに似た国際単位として絶対零度K(ケルビン)などがよく知られるところである。

  • 計測における注意点

Nd値が大きく陽性に傾いた物質に対して計測を行った際、「あのグラタンの場面で流れる曲はちゃんとボーカル入ってるバージョンあんだよ知ってた!?」等、即座に爆燃反応を生じたケースが俺により数件報告されている。Nd値はオタク度の計測に適しているものの、Nd値が高い物質に対しては計測自体がオタ熱に対する干渉行為となって激しく反応し、そんなディープな話俺も知らねぇし鎮火も困難である*2ことから、07年現在、俺では計測に際し広く注意を呼びかけている。

*1:OPをそらで歌える程度

*2:この反応は俺によりOB(オタティックブラスト)と呼ばれる。OBはNd値観測時に限らず起こる。