眼下に不気味に伸びる螺旋階段の麓は不自然なほど禍々しい漆黒に飲み込まれている。事実この階段は呪われているのだと隣にいる俺の妹に言われ、ただただ肝を冷やすばかりだが、どうやら俺は階段を下らねばならないらしい。 下る前に妹からルールを告げられる…
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