セブンソード ★★★★★
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/02/03
- メディア: DVD
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HEROやLOVERSなど海外資産で真っ向から製作された煌びやかな武侠アクションのヒットが記憶に新しいが、この武侠版七人の侍の製作陣はオールドスクールもいいところ。だからアクションは泥臭い。血煙が舞い、四肢が飛ぶ!ワイヤーも控え気味だが役者が良いので無問題。ドニー・イェン先生がいますから。CG無使用でも映えるアクション!こういうの観たかったんだよ!ラスト、スン・ホンレイとの一騎打ちは鳥肌が立つほどの出来。
ストーリーも武侠モノはアクション堪能できればいいやな、と思ってましたがすんませんでした。俺メッチャ感動した。いや、さっき言ったとおり稚拙な部分も目立つんだけどさ。それでも七剣士が剣を手放す際にそれぞれの過去が挿入されるシーンは素晴らしい!剣は彼らにとって最早自分自身であるのだ。伏線も一応は回収したし、まぁ大目に見てあげてよ!
それにしてもやはり俺の大好きなドニー・イェンである。クールで七剣士中最高の剣技の持ち主という七人の侍でいう久蔵キャラでありながら、韓国美女との濡れ場もあって、ボロボロにされちゃって「あぁ、このままフェードアウトしていくのかな」と思わせておきながら終盤何故か復活!!美味しい所全部持って行きます。最高です。
兎に角「ブレイドって面白いよね」と言われてツイ・ハークの「ブレード/刀」と間違えちゃうようなお茶目さんは必見です。